―新ブランド開発のきっかけを教えてください
コロナ禍にあったここ数年は、ノベルティ業界でも抗菌・除菌グッズなどの衛生用品が売れ筋でした。しかしコロナの5類移行を経て、いわゆる定番グッズへの回帰とともに、やや高級志向・品質志向な流れを感じていました。例えばステーショナリーでは、海外製の安価なボールペンへのニーズは一定数ありつつも、価格が多少上がっても書き味のよい国産ボールペンを、というご要望が増えつつあります。そこで価格バリューを訴求する従来の商品群とは別に、機能性やデザイン性でアピールできる新たな商品の必要性を感じ、開発をスタートしました。それが「PREMO」シリーズです。
―PREMOというブランド名にはどんな意味がありますか
PREMOは、高級感を表す“Premium”(プレミアム)と、プロダクトを示す“モノ”の2つの言葉を組み合わせています。またデザインへのこだわりという意味で、“MO”には“Modern”(モダン)の意味合いも込めました。商品の目指すところがきちんと伝わること、そして呼びやすく、響きのいい名前、を目指しました。